8月例会

日  時:平成15年8月8日(金)      18時30分〜 食 事   19時〜 例 会

会  場: 八代ホワイトパレス        八代市松江町290-1    TEL35-0005

講  師:島 津 忠 裕 氏        肥薩おれんじ鉄道代表取締役

演  題:「肥薩おれんじ鉄道の成功に向けて」

例会のポイント

 いよいよ新幹線の新八代・鹿児島中央間の開業が迫ってきましたが、それと同時に現鹿児島本線の八代・川内間が肥薩おれんじ鉄道として発足します。JR九州から好条件の提示が為された事もあり、今後10年間の収支は問題ないと推測されています。しかし、元来赤字区間である事には違いなく、地元自治体も経営の一翼を担う事になれば、市民としても決して無関心であってはならないと考えます。
 同友会は、これまで「しなの鉄道」の視察等を通じて、JR路線の3セク化について多少の知識を得てきておりますが、全般的傾向として地域住民の鉄道離れが進み、経営的に腐心している3セクが多いように感じます。八代・川内間においても、将来は人口減や鉄道利用減が十分考えられ、当初予想されている収支より悪化する可能性もあるのではないかと思われます。
 幸い来春開業の肥薩おれんじ鉄道社長に、民間企業で活躍してこられた島津忠裕氏が就任されました。島津社長は前職で観光面を手掛けられていた事もあり、地域の足としての鉄道経営だけではなく、きっと斬新なアイデアを盛込まれて肥薩おれんじ鉄道の経営にあたられる事と思います。
そこで同友会としましては、島津社長の社長就任が内定した段階から、講話をお願いしておりましたが、この度やっと企画が実現する事になりました。島津社長に「肥薩おれんじ鉄道の成功に向けて」の戦術や戦略をお聞かせ頂き、肥薩おれんじ鉄道を、地域住民としてどのように支援して行かなければならないのか、また企業活動や個人生活にどのように活用していく事が出来るのかを、講話の中から汲み取っていきたいと考えます。
尚、島津氏は、社長就任後現在まで対外的には講演等もされておりませんので、8月例会は、同友会会員だけではなく、行政や商工界にも参加を呼びかけ、できるだけ多くの方々に島津社長のお話をお聞き頂きたいと考えます。会員の皆様方もご友人、知人、ご家族或いは社員の方もご同伴でお気軽にご出席下さい。