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第18回八代−天草架橋旗サッカー大会報告

 8月21−23日八代運動公園を中心に開催されました「第18回八代−天草架橋旗サッカー大会」は男子16チーム、女子3チームの参加を得て熱戦が繰り広げられました。
 男子は3日間の激戦を経て、優勝は福岡県大牟田市の誠修高校、2位は地元八代高校、3位は鹿児島県の鹿児島商業高校という結果となりました。
今回から始めた女子の部門は来年から本格的な拡大を目指しての「プレ大会」と位置付け秀岳館高校の矢野先生のご尽力を仰ぎ、宮崎から日南学園、長崎から島原商業が遠路参加されました。3チームでしたので23日の1日で大会を終えましたが来年からは8チーム以上のエントリーを目指し、男子に負けない活発な大会となるよう頑張る積りです。
 結果は秀岳館が優勝、2位は日南学園、3位、島原商業でした。私も女子のサッカーゲーム自体を初めて見ましたが、未だまだ発展途上とは言うものの、戦略戦術もしっかりしており、何よりの驚きは選手同士の接触プレーも厳しく激しいものだった事です。
八代−天草架橋の必要性は現場では折に触れて若い高校生達に伝え、昨年制作したMICA様のCD「ひとつ」も記念品でお渡しし訴えました。
こうして交通網が発達して来ますと皮肉なことに宿泊する高校が少なくなり、日帰りの高校の増大で主催者の私達としては痛しかゆしの状況に陥りがちです。今年男子は6チームが県外からの参加でしたが、その内宿泊を伴うチームは3チームでした。女子今年は1日大会でしたので、元々宿泊は考えられませんし、事実その通りになりました。
 こうした動向を見ていますと「この大会の使命は一応終わったのではないか」との議論も出てくるものと思います。実際数年前からその話は出ております。一方で明るい希望も見えて来てもいます。今年始めた女子の大会です。来年は女子の参加チームが増えれば、彼女達の宿泊も考えられる事と思います。又今年60人もの大人数で宿泊された九産大付属高校のような高校もあります。懇親会で各高の監督、コーチの方々と話しをさせていただきましたが、福大大濠高や専大玉名高等はチームを分割し、各大会に参加しています。要は各チームの責任者が「八代−天草架橋旗大会だけにはどんな事があっても参加しよう」という気持ちにさえなっていただければ現状を元に帰すことは可能なのです。
 懇親会でも「とにかく色々なチームと対戦して、強いチームになるよう努めたい」という現場の指導者の方々の熱気は、今年の夏の暑さにも負けないものがありました。
 八代地方のサッカーも熊本高専八代校が高専の九州大会を制して全国大会に出場。1勝1敗の戦績でした。八代高校も今回の大会で準優勝。レベルは確実に上がっており、これにも私達の大会の18年間の努力が反映しているものと思います。
 八代−天草架橋を象徴する天草工業も参加してくれました。彼等は日帰りでしたが、橋ができれば本渡まで1時間の道程を2時間以上かけての日参でした。何とか彼等の負担を軽減させてやりたいものです。
 以上で今年の大会の報告とし、関係の皆様のご協力に心から感謝申し上げます。

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